双極性障害で障害基礎年金2級、総額約200万円、受給出来たケース
相談者 | 女性(30代)/無職 |
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傷病名 | 双極性障害 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
請求の種類 | 認定日請求 |
総額 | 約200万円 |
相談時の状況
障害年金についてさまざまなところに電話で問い合わせていました。その時に、相談者様は双極性障害とアルコール依存症と病名を告げると、アルコール依存症は障害年金では対象外であるのでダメだといくつもの所で言われてしまったそうです。本当にダメなのかと、聞くのはここで最後にしようと当事務所にお電話頂きました。
確かにアルコール依存症だけでは障害年金では対象外となっています。しかし相談者様の病状をしっかりとお聞きすると双極性障害が病状を大きく占めており、アルコール依存症と言われたのは1度だけでした。継続的な治療もなく、症状も診断された時期だけお酒をたくさん飲んでしまっていたが、現在は全くないとのことだったので、双極性障害だけで申請できると判断しました
申請までのサポート
ご本人は病歴をうまくお話されることが困難だったので、ご主人と一緒に面談に来ていただきました。
面談に来ていただい時の様子でも、一人では何もできないことがとてもよく分かりました。精神疾患の方は、直接お会いすることで、雰囲気や身なり、家族とのやり取りの様子から、症状を知ることができます。当事務所ではできるだけ可能であれば、一度お会いすることを大切にしています。
診断書ではいくつか記入漏れや訂正箇所がありました。書類の不備がないようにチェックできるのも専門家である社労士に頼むメリットだと思います。訂正の依頼をしたところ、直接先生とお話することができ、適切な診断書を完成させることができました。
結果
認定日時点での障害状態も認められ、認定日までさかのぼって受給が認められました。
障害基礎年金2級(総額約200万円)を受給する事ができました。