交通事故による肢体不自由、高次脳機能障害で厚生年金2級、年額約160万円、受給出来たケース
相談者 | 男性(50代)/無職 |
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傷病名 | 左脛腓骨近位端開放粉砕骨折 左距骨・踵骨開放骨折、左足関節外果骨折、外傷性頭部損傷、外傷性くも膜下出血・脳出血 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
請求の種類 | 認定日請求 |
年額 | 約160万円 |
相談時の状況
弁護士の先生からの紹介でお問合せいただきました。
当事務所は弁護士の先生とも連携させてもらっています。さまざまな分野の専門家か協力してサポートできるのも安心してご依頼いただける要素のひとつになっています。
交通事故に遭われ、ご本人は後遺症で動ける状態ではなかったので奥様が相談に来られました。左足の膝から下が交通事故により動かなくなり、日常生活は松葉杖がないと歩行ができない状態となりました。また脳にも損傷があり高次脳機能障害もありました。2つの傷病で申請することになりました。
申請までのサポート
仕事中の交通事故であったので、さまざまな制度から給付を受けていました。
傷病手当金や労災の障害給付です。障害年金が受給出来た場合、これらの給付金と障害年金を二重でもらうことはできないため、注意が必要です。まずはそれぞれの支給されていた期間と金額を確認しました。また交通事故なので事故発生時の状況を報告する第三者行為事故状況届など、さまざまな書類が必要となります。
そして左足の不自由と高次脳機能障害の2つの傷病なので、肢体の診断書と精神の診断書をそれぞれ依頼しました。病歴申立書も肢体と精神でそれぞれ作成しました。
このように交通事故や仕事中の事故によるときの申請はさまざまな書類を用意することになります。専門家である社労士に任せれば、複雑な書類や必要な書類を的確に作成することができるのです。
結果
障害厚生年金2級(年額約160万円)を受給する事ができました。