統合失調症で障害基礎年金2級、総額約410万円、受給出来たケース
相談者 | 男性(20代)/無職 |
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傷病名 | 統合失調症 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
請求の種類 | 認定日請求(5年遡及) |
総額 | 約410万円 |
相談時の状況
ホームページをみてお問合せいただきました。中学生のころから症状があり10年近く改善していないことから障害年金の申請を考えられたそうです。日常生活の状況が分かるお母様も一緒に面談に来ていただきました。
申請までのサポート
初診が中学生の頃なので、ご本人からのその時の状況や気持ちをお聞きすることはもちろんですが、家族から見た本人の様子を聞く必要がありました。精神疾患の場合は、ご家族や周りの方からご本人の様子を聞くことが大切となってきます。本人が思っている以上に日常生活が出来ていないことも多いのです。お母様からも日常生活の状態をお聞きし、病歴申立書にまとめることができました。
ご相談者様は初診日が20歳前だったので、年金の納付条件は問われません。また障害認定日は初診日から1年6カ月経過した日ではなく、20歳の誕生日になります。そのため20歳の誕生日の辺りに病院を受診していないと診断書を書いてもらうことができません。20歳前に初診日がある方は20歳の頃に通院していないケースが多く、認定日請求できない場合がとても多いのが残念でなりません。
今回の相談者様は、ちょうど20歳頃に通院を再開しておられ、診断書を書いてもらうことができました。
結果
認定日時点の障害状態も認められ5年分さかのぼって受給することができ、障害基礎年金2級(総額約410万円)を受給する事ができました。