再生不良性貧血で障害基礎年金2級、総額約430万円受給出来たケース
相談者 | 男性 (20代)/無職 |
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傷病名 | 再生不良性貧血 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
請求の種類 | 認定日請求(5年遡及あり) |
総額 | 約430万円 |
相談時の状況
お父様よりメールにてお問合せいただきました。お父様は年齢的に年金受給者となり年金生活が始まるので、息子さんの今後を憂慮しており障害年金を受給し生活の基盤を作ってあげたいとのことでご相談に来られました。
病気のため、継続的に就労に就く事が難しいため、障害年金を受給しながら出来る範囲での就労が出来ればと前向きな気持ちで申請したいとのことでした。
申請までのサポート
先天性だったため出生時から現在までの病歴を整理しました。先天性の場合、現在と同じ病院の場合はカルテが残っており病歴も整理しやすいのですが、病院を何度も転院されている場合は母子手帳や小学校や中学校の通信簿など、あらゆるものが資料となります。
今回の相談者様の場合も色々な病院を受診されていました。ご家族が資料を保管しており、紹介状や検査結果、また小学校の時の連絡帳、幼稚園の時のお手紙など、病気に関してどれだけ制限のある日常生活を送ってきたのかが分かる資料を集められたことで、診断書や病歴申立書に大いに反映することが出来ました。
ご本人様は大学まで行かれていました。その事実だけを見られてしまうと、障害状態に該当しないと判断されてしまいます。学校に通うのも両親の送り迎えが必須であったり、授業中も頻繁に倒れてしまう状態、そのため単位を取得できず留年していること、日常生活の制限などをしっかりと訴えました。
結果
障害基礎年金2級(年額約78万円)、5年遡及で総額約430万円を受給する事が出来ました。
ご家族さまがさまざまな資料を探し提供してくださり、それを私たち専門家の経験とノウハウを生かしてまとめる。書類一発審査という難しさを、ご相談者様と一緒に乗り越えられたと実感しております。