統合失調症で障害厚生年金3級、総額約450万円受給出来たケース
相談者 | 男性 (40代)就労移行支援事業所へ通所中 |
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傷病名 | 統合失調症 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
請求の種類 | 認定日請求(5年遡及あり) |
総額 | 450万円 |
相談時の状況
申請はご自身でやろうと思っていたが、たくさんの書類を目の当りにし、難しいと判断したそうです。通院先のソーシャルワーカーに相談したところ、当センターを紹介されお電話を頂きました。
面談にお越し頂いた時、ご自身の病歴をレポート用紙4枚~5枚にまとめてご持参いただき、まるで論文のようでした。またお電話でお話した印象と実際にお会いした印象は違ったものでした。
精神の病気の方は、人それぞれ症状は違います。また同じ病名であっても、その方によって強く出ている症状も違うのです。
ご相談者様は統合失調症でしたが、受けえ応えやビジネスマナーもしっかりしており、とても精神の病気を抱えているようには見えませんでした。しかし色々お話を伺っているうちに、ご自身の経験や思想の中からしか応答が出来ず、支離滅裂な発言が多く見られたり、幻覚もあるようでした。
このように、当センターでは実際にお会いして分かる雰囲気や症状を感じることで、申請に伴う書類作成に生かしております。
請求から申請までのサポート
精神病の方は、医師が診察した症状とご自身が思っている症状が違う事が多々あります。これは普段の状況を診察時に伝えきれていない事が原因です。そうすると、診断書を作成してもらうと、実際の本人の状態よりも軽い診断書が出来上がってしまいます。
ご相談者様も、診察の時はご自身の出来ない事ではなく、これが出来た、大丈夫だったなど良い事しか主治医に話していませんでした。そこで当センターでしっかりとヒアリングをし、辛い事、出来ない事をまとめた依頼書を主治医の先生にお渡しし、納得のいく診断書を受け取ることが出来ました。
結果
障害厚生年金3級(年間支給額約81万円)を取得、5年間の遡りが認められ、総額約450万円を受給しました。