精巣癌の手術から10年が経ちました

2023年01月25日

西湘・小田原障害年金相談センター所長の高橋です。 ブログページを作ったもののなかなか投稿に着手できませんでした。 何事も最初の一歩を踏み出すのに勇気がいるものです。

 

2014年に私が障害年金業務をやろうと思ったのは自身が精巣癌になったことがきっかけです。 それまではまさか自分が障害年金を仕事とするとは思ってもいませんでしたが「働けなくなったらどうしよう」という不安に対する自分ができることをやっていこうと決意しました。世の為に貢献するので病気が悪化しないでほしい」という下心のようなものもありました。

 

おかげさまで去年の8月に手術から10年が経ち経過観察期間も終わりました。 「寛解」したということになります。幸い再発も転移もなく元気に働くことができました。 終わってみればあっいう間の10年でしたが最初は不安でしかたがありませんでした。

 

当時たまたまお土産で渡しそびれていた京都の折上稲荷神社の疾病除けお守りのご利益の中に 「癌封じ」 もあったので、すがる思いで信心したものです。

折上稲荷神社は江戸時代末期、孝明天皇に仕える多くの女官達が病気になった時に御祈祷をし奇跡的に回復したといいます。 そのことから、女官達の間で「折上稲荷様の御利益は折り紙付き」と言われるようになったそうです。

 

山科という少し不便な場所にあるので結婚してからなかなか参拝できなかったのですが昨年の11月にやっとお礼参りができました。稲荷山を挟んで伏見稲荷の反対側にあります。 災難除けの銀ぎつねと稲荷祭限定の赤ぎつねをお返しして商売繁盛の金ぎつねを授与していただきました。またゆっくりと参拝したいです。

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