うつ病で障害基礎年金2級、年額約100万円、受給出来たケース
相談者 | 女性(20代)/無職 |
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傷病名 | うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
請求の種類 | 事後重症請求 |
年額(子の加算含む) | 約100万円 |
相談時の状況
市役所からの紹介でお電話いただきました。
自分で申請しようと市役所に相談に行ったが、病歴がとても長く、難しい案件だと判断した市役所の職員の方が専門家に相談するように助言されたとのことでした。
当センターは市役所とも連携させていただいています。複雑なケースは市役所から相談されることも多々あり、ご協力させていただいております。
申請までのサポート
初診は約15年前の中学生の頃でした。病歴もかなり複雑で、一緒に一つ一つ整理していきました。相談者様は体調の変動が大きく、具合が悪くなると連絡が途絶えてしまう事が多々あり、やはりこのような病状だとご自身で申請するのはとても大変であろうなとあらためて実感させていただきました。
特に精神疾患の方は、具合の良い時はとても行動的になったり、社交的になったりする方がいます。しかし具合が悪くなると電池が切れたように何もできない状態になってしまう傾向があり、このような状態では自分で障害年金の申請はできません。そのため諦めてしまう方が多いので、ぜひ専門家である社労士にまずは相談してもらいたいなと思いました。
初診の病院は約15年前でしたが、かかりつけだったこともありカルテが奇跡的に残っていました。カルテの保存義務は5年なので、15年前のカルテが残っていたのは本当にすごいことです。引っ越しなどをして学生の頃しか通院していなかったのに、カルテがあったのは助かりました。無事に初診日証明書が取得できました。
今回の相談者様は病歴が長いため、病院も転々としており、また通院していない期間もあったりと、病歴が複雑化しておりました。そこもしっかりとヒヤリングさせてもらい、病歴申立書にまとめさせてもらいました。
また診断書を現在の病院に依頼するときも、今までの病歴をまとめたものを資料としてお渡しし、診断書にしっかりと経緯と転院を繰り返していたことを記載して頂けました。
初診日証明書、診断書、病歴申立書の内容に相違があると不支給となる可能性があります。そうならないために、専門家である社労士がしっかりとした書類作成のサポートをさせていただいております。
結果
障害基礎年金2級(年額約100万円)を受給する事ができました。