右片麻痺Holmes振戦、高次脳機能障害で障害厚生年金2級、年額約140万円、受給出来たケース
| 相談者 | 男性（５０代）／退職され無職 |
|---|---|
| 傷病名 | 右片麻痺Holmes振戦、高次脳機能障害 |
| 決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
| 請求の種類 | 認定日請求 |
| 年額 | 約140万円 |
相談時の状況
お兄様から相談のお電話をいただきました。
弟さんが脳出血で突然倒れ、右半身に麻痺が残りました。また高次脳機能障害もあるとのことでした。傷病手当金を受給しており、もうすぐ終了することから、障害年金を申請したいとのことでした。仕事が出来る状態ではなく、本人は高齢の母親から介助されている状況でした。お兄様が申請のため動いておられましたが、ご自身も仕事があり、思うように動けないとのことでサポートのご依頼をいただきました。
申請までのサポート
ご本人と高齢のお母様は遠方で2人暮らしをしており、申請するために動いているお兄様とは一緒に生活はしていませんでした。遠方のためご本人と実際にお会いすることは難しかったので、お兄様が日常生活の状況をご本人やお母様から聞いたり、実家に帰った時の状況を見て、詳しく文章でまとめたものを用意してくれました。また病院で入院していた時の検査の通知書や保険会社に提出した診断書など、さまざまな資料のコピーを保存されていたので、病状や病歴を詳しく知ることができ助かりました。
今回は右半身の麻痺と高次脳機能障害の2つの傷病だったので、それぞれ診断書と病歴申立書を用意しました。
右半身麻痺は肢体の障害、高次脳機能障害は精神の障害となります。２つ傷病があると病歴申立書は２つの症状を混ぜて書いてしまいがちですが、それぞれ別々の病気なので、しっかり分けて書く事が大切となってきます。ご本人にとっては両方とも同じ時期に治療していて、病院も同じことから、切り離して症状を説明するのは難しいことが多いようです。このような場合でも専門家である社労士にお任せいただけると、適切な書類を作成できますのでお力になれると思います。
結果
障害厚生年金2級（年額約140万円）を受給する事ができました。