統合失調症で障害基礎年金2級、年額約78万円受給出来たケース
相談者 | 男性 (30代)/無職 |
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傷病名 | 統合失調症 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
請求の種類 | 事後重症請求 |
年額 | 78万円 |
相談時の状況
HPをご覧になり、お問合せいただきました。精神疾患なので、日常生活がより詳しく伺えるようお母様と一緒に無料相談に来ていただきました。
病歴は学生の頃からで長いものでした。ご家族は統合失調症と認識していましたが、ご本人は病気だとは思っておらず、病気を認識したのもつい最近との事でした。
統合失調症の認識がなく、自分は病気だとは思っていなかったため、人並みに働こうとアルバイトを転々としていたそうです。しかし長続きはせず、パニック状態になったり、妄想や幻聴もあったため仕事でも日常生活にも大きな影響が出てしまったそうです。
現在はようやく病気を認識できましたが、働くことは出来ず、家族の助けがなければ生活できない状態でした
申請までのサポート
ご本人は病気だと思っていなかったので、本人からは妄想などのエピソードを聞くことが難しい状態でした。そのため病歴は主に、近くでずっと見てきたお母様から詳しく聞くことになりました。
精神疾患の方の場合、妄想や幻聴がある時は、本人にはその認識が無いため、奇行であっても大真面目な行動であったりします。そのため、統合失調症特有のエピソードが分からなく、正確な症状を聞くことが出いない場合もあります。こういった時に、ご家族や友人の方からお話を聞くことも、症状を把握するために必要なこともあります。
結果
障害基礎年金2級(年額約78万円)を受給する事が出来ました。