統合失調感情障害で障害基礎年金2級、年額約78万円受給出来たケース
相談者 | 女性 (30代)/無職 |
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傷病名 | 統合失調感情障害 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
請求の種類 | 事後重症請求 |
年額 | 78万円 |
相談時の状況
病院に入院中の方からお問合せ頂きました。一緒に入院されている患者様の中に、当事務所で障害年金の申請のサポートをさせていただいた方がいて、その方からの紹介でお電話頂きました。
入院中でしたので、病院まで出張面談させて頂きました。この時ソーシャルワーカーさんにも同席いただき症状をお聞きしました。
初診は中学生の頃という事で、20年も前でした。20年もの長い病歴の間、転院や、自己判断で通院を辞めるなど、病院を受診していた期間と受診していない期間が交互にあったりと、まずは病歴をしっかりとお聞きしました。本人も忘れていることや、家族に聞かないと分からない部分もありましたが、まずは病歴を把握する事が大切ですので、詳しくお聞きしました。
入退院も何度か繰り返しておられました。現在も入院中で、旦那様も同じ病気で、違う病院に入院されているとの事でした。日常生活は夫婦ともに精神疾患のため、相談者様のお母様に衣食住の全てを助けてもらっている状態でした。
申請までのサポート
初診は20年前でしたが、その後も何度か受診や入院をしていたのでカルテはあり、初診日証明書は揃えることが出来ました。
障害認定日時点では、自己の判断で勝手に通院を辞めてしまっていたため、どこにも病院を受診していませんでした。そのため診断書を書いてもらう病院がないため、障害認定日からの申請は断念することになりました。
ご本人は入院中で、ご家族の旦那様も入院中でしたので初診日証明書などの取得に動ける方がいなかったので当事務所が本人の代わりに病院に依頼にいったり、書類を受取りに行きました。場合によってはこのようにご本人やご家族様が動けない時は、代行するサポートも行っています。
結果
障害基礎年金2級(年額約78万円)を受給する事が出来ました。